
駐ブータン王国日本国大使 着任の御挨拶
この度、駐ブータン王国日本国大使として11月9日に着任しました。これまで米国、イタリア、イラン、アフガニスタン、韓国、英国での勤務経験があります。皆様のご支援をいただきながら、日・ブータン関係の強化に取り組んで参りたいと考えております。
日本とブータンとの間では、外交関係樹立当初から、皇室・王室間の交流が活発に行われてきました。特に、2019年8月の秋篠宮皇嗣同妃両殿下並びに悠仁親王殿下のブータン御訪問は記憶に新しいところです。2011年11月及び2019年10月のワンチュク国王同妃両陛下の御訪日、そして本年9月のソナム・デチェン・ワンチュク王女殿下の御訪日は、日本人の間で大きな人気を博し、ブータンブームを巻き起こしました。
日・ブータン関係が、故西岡京治氏の農業振興に始まり、その後インフラ整備などの経済協力を通じて発展し、今日では国際場裡での協力や文化交流など、幅広い関係を享受していることを嬉しく思います。
本年はブータンとの青年海外協力隊の派遣取極締結から35周年を迎えます。ここ数年は、コロナ禍により、両国間の往来が困難になっていましたが、往来再開の動きを踏まえ、今後、我が国とブータンの友好親善と互恵的な協力が更に発展するよう尽力してまいります。皆様の御支援、御協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
令和4年11月
駐ブータン王国日本国特命全権大使
鈴木 浩
参照:https://www.in.emb-japan.go.jp/jointad/bt/itpr_ja/11_000001_00852.html
![]() |